読書
「MOE 2026年1月号」 「MOE 2026年1月号 水森亜土 時を超えるカワイイの魔法」 絵本とキャラクターを扱う月刊誌「MOE」の2026年1月号の特集は、イラストレーター水森亜土。 表紙を見て、即刻買った。 まつ毛が長くて丸顔の可愛らし…
「Newton別冊 体のしくみと病気」 「Newton別冊 体のしくみと病気」 カニやエビは日本人が大好きな食べ物だろう。 私もそうで、特にカニが大好き。 ところが、私の妻はカニにアレルギーがあり、食べない。 そして、長女はカニとエビの両方にアレ…
「道長ものがたり」 「道長ものがたり」山本淳子 この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば 平安時代半ばの最高権力者・藤原道長が詠んだ歌は「この世はまるで私のもののようだ。何でも思い通りになる」という傲慢さを表すとの理解が一…
「おすしがふくをかいにきた」 「おすしがふくをかいにきた」田中達也 私は空想癖があるせいか、人と向かい合って話す時とか、しばらく相手の顔を見ていると、変な気持ちがわいてくる。 今、相手の目玉に指を突っ込んだら、どうなるだろうか、と。 もちろん…
「しっとり*ふわふわフェイクスイーツ」 「しっとり*ふわふわフェイクスイーツ」hiroe 私は食いしん坊で、食べ物を眺めていると心がウキウキする。 本物でなく、本でも十分。 好物のカツ丼やカレーライスは見ていて、食べた気分になれる。 スイーツや…
「F2Yシーダート/P6Mシーマスター」 世界の傑作機「F2Yシーダート/P6Mシーマスター」 新しい技術は、アイデアの試行から生まれる。 米国で戦後の1950年代に開発、試験されたF2Yシーダートは、超音速を狙ってデルタ翼(三角形の主翼)を…
「万葉集から古代を読みとく」 「万葉集から古代を読みとく」上野誠 和歌は、古くは歌い継いだ。 だから、覚えやすいよう、繰り返しが多いという。 たとえば、日本最古の和歌とされるスサノオのこの歌も、そうだと思った。 八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八…
「八つ墓村」 「八つ墓村」横溝正史 初めて読んだのは中学生の頃だと思う。 実家の本棚に文庫本があった。 カバー絵がおどろおどろしいので、なかなか手が出なかったのだけど、洞窟での宝探しや謎解きがあり、面白かった。 (なお、実家にあった文庫本は、大…
「犬語の話し方」 「犬語の話し方」スタンレー・コレン 「How To Speak Dog」 Stanley Coren 鳴き方や身振りで犬の気持ちを推し量るというだけでなく、犬が人間の言葉を発音できなくても、その意味を理解していることに触れていて、面白い。 カナダの心理学…
「HR GIGER ARh+」 「HR GIGER ARh+」H.R.ギーガー 私の場合、漫画「BASTARD!!─暗黒の破壊神─」(萩原一至)や、テレビゲーム「エイリアンクラッシュ」が、入り口だった。 スイスのイラストレーター、H.R.ギーガーは頭蓋骨や性器、機械を組み合…
「ドイツ軍の小失敗の研究」 「ドイツ軍の小失敗の研究」三野正洋 小学生の頃、ミリタリープラモデルのブームが仲間内に到来した。 近所の駄菓子屋で扱っていたからだと思う。 タミヤが発売している各国の戦車を作り比べると、すぐに気づくのが、第2次世界…
「地獄の辞典」 「地獄の辞典」コラン・ド・プランシー 19世紀のフランスで書かれた本だという点を頭に入れて読まないといけない。 日本に関する記述とか、間違いが多いと言われるが、時代を考えると、そこは温かい目で見たほうがいい。 むしろ、当時のフ…
「北斗の拳イチゴ味」 「北斗の拳イチゴ味」行徒妹 格闘漫画の傑作「北斗の拳」(原作・武論尊、作画・原哲夫)のパロディ作品で、ギャグ漫画。 原典の主人公ケンシロウと戦う強敵(とも)の1人、聖帝サウザーがここでは主役。 私は、サウザーが大好きなの…
「アダムとイヴの日記」 「アダムとイヴの日記」マーク・トウェイン 前半が「アダムの日記」、後半が「イヴの日記」。 それぞれの視点で、出会いから、すれ違いを経て、愛情が芽生える過程が描かれる。 アダムとイヴの日記 (河出文庫 ト 11-1) 作者:マーク・…
「地球大進化4大量絶滅」 「地球大進化 4 大量絶滅」NHK地球大進化プロジェクト 地球の歴史で、生物が大量に絶滅する事件が5度あった。 よく知られるのは、恐竜が滅びた中生代白亜紀末(6500万年前)の事件。当時存在した生物種の70%が絶滅した…
「ドゥエンデ」 「ドゥエンデ」つのだじろう フラメンコを題材にした珍しい漫画。 作者は、オカルト漫画の第一人者つのだじろう。 「恐怖新聞」「うしろの百太郎」といったオカルト作品で知られるほか、私が大好きな大山倍達の伝記漫画「空手バカ一代」(原…
「恐竜大紀行」 「恐竜大紀行」岸大武郎 淡々と描かれているのに、味わい深い。 言葉をしゃべるという点では、恐竜を擬人化していると言えるが、絵柄はあくまでもリアル路線。 このギャップが絶妙な魅力を醸し出す。 無表情にしか見えない恐竜に、悲哀を感じ…
「バオー来訪者」 「バオー来訪者」荒木飛呂彦 漫画家・荒木飛呂彦の初期の傑作。 秘密組織によって、無敵の生物兵器「バオー」にされた少年が組織と戦うという設定に、まず、引き込まれた。 そして、スリリングで、スピーディーなストーリー展開。 何より、…
「東周英雄伝」第3巻 「東周英雄伝」(3)鄭問 台湾の漫画家・鄭問の「東周英雄伝」は、古代中国の春秋・戦国時代の王侯、武将、思想家らを取り上げる1話読み切りスタイルの作品。 1990年代初めに漫画雑誌「モーニング」に連載された。 私が好きな歴…
「手塚治虫キャラクター名鑑」 「手塚治虫キャラクター名鑑」 漫画家・手塚治虫の作品を初めて読んだのは、小学生の頃。 父が集めた「火の鳥」と「ブッダ」の単行本が実家の本棚にあり、自然に手に取った。 さまざまな時代が舞台となる「火の鳥」シリーズを…
「ジャズ名盤を聴け!」 「ジャズ名盤を聴け!」中山康樹 いわゆる名盤ガイドではない。 もっと、大事なこと、、、「音楽は自分の心で自由に楽しむものだ」ということに、気づかされる。 そして、笑ってしまうくらい独断、毒舌の語り口が痛快。 ジャズ評論家…
「犬を飼うと12の短編」 「犬を飼う」谷口ジロー これは、谷口ジローでなければ、描けない。 というか、ほかの誰も描こうと思わないだろう。 「犬を飼う」は、年老いた愛犬を看取るという、ものすごく地味な漫画。 作者の実体験に基づく物語だという。 こ…
「カンビュセスの籤」 「カンビュセスの籤」藤子・F・不二雄 「藤子不二雄SF全短篇第1巻 カンビュセスの籤」は35編を収録。 藤子・F・不二雄(藤子不二雄)のSF短編の中でも屈指の傑作「カンビュセスの籤(くじ)」「ミノタウロスの皿」の2編が収…
「海神記」 「海神記」諸星大二郎 神話や古代史の世界を得意とする漫画家・諸星大二郎の傑作。 「海神記」は、「マッドメン」の次に好きな作品だ。 「マッドメン」でパプア・ニューギニアの架空の神話を描いたのに対し、「海神記」は古代日本を舞台とする。 …
「凄ノ王」 「凄ノ王」永井豪 小中学生の頃に読んで、衝撃を受け、トラウマになった漫画のひとつ。 物語序盤に、主人公・朱紗真悟の目の前で、恋人の雪代小百合が何人もの男たちに暴行される。 凄ノ王永井豪全巻・完結全9巻セットみ 全巻セット 講談社 ノー…
「アトンの娘」 「アトンの娘」里中満智子 神とは何か。そして、愛とは─── 紀元前14世紀のエジプトを舞台にした漫画「アトンの娘」(里中満智子)は、この問いが大きなテーマだ。 主人公は、有名な王ツタンカーメンの王妃アンケセナーメン。 アンケセナー…
「みどりの守り神」 「みどりの守り神」藤子・F・不二雄 主人公の少女、みどりが乗る旅客機が事故で雪山に墜落。 目覚めたみどりは坂口という青年に「生き残りは自分たち2人だけ」と告げられる。 2人は町を探して山を下ろうとするが、行けども行けども密…
「新編 日本の面影」「新編 日本の面影Ⅱ」 「日本の面影」ラフカディオ・ハーン(小泉八雲) 松江の一日は、寝ている私の耳の下から、ゆっくりと大きく脈打つ脈拍のように、ズシンズシンと響いてくる大きな振動で始まる。柔らかく、鈍い、何かを打ちつけるよ…
「マイガーランド」 「マイガーランド」マツオヒロミ レトロモダンな女性を描くイラストレーター、マツオヒロミの画集「マイガーランド」はランジェリーがテーマ。 「あなたがあなたに贈る祝福のランジェリー」というキーワードに、女性にとってランジェリー…
「バット」 「バット」寺沢武一 漫画家・寺沢武一の「バット」は、「不思議の国のアリス」(マーク・トウェインの小説)のように、世界観を楽しむ作品。 代表作「コブラ」と似た雰囲気のある作品で、こちらは美女が主人公だ(「コブラ」に登場するドミニクに…