珍しく新品で本を購入。
「文藝別冊 諸星大二郎 マッドメンの世界」
好きな漫画家の1人。
民俗学や考古学を題材にした作品をたくさん描いている。
代表作は、この本で特集している「マッドメン」か。
呪術を残すパプアニューギニアの部族の少年が現代の日本に来てひと騒動起こす、というところから始まり、パプアニューギニアに舞台を移し、最終的には部族に伝わる人類誕生の神話の謎に迫る。
この本の取材のために行くまで、パプアニューギニアに行ったことがなくて、資料だけで「マッドメン」を描いたのだとか。
ファンだという高橋留美子との対談もある。
諸星大二郎の人となりが少し分かったけど、作品から受けるイメージとは違って、無口でのんびりしたおじさんで、意外な感じ。もっと変人かと思っていた。
諸星大二郎の作品で、ほかに好きなものは、古代日本を舞台にした「海神記」とか、出雲神話を題材にした「暗黒神話」とか。
中国の志怪伝奇小説みたいな作品(阿鬼という少年が主人公)も面白い。
「ナショナルジオグラフィック 2015年7月号 はじめての冥王星」
先日、新聞で「NASAの探査機が冥王星に接近」という記事を見て、気になっていたところ。
新たな発見は出てなくて、これまで分かっていることのおさらいだったが、今回の探査結果の報告が楽しみになってきた。
分かっていることと言っても、遠すぎて正確な大きさとか表面の様子もはっきりとは分かってないのだとか。
(2015年7月20日Facebook投稿を転載)