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「MOE 2026年1月号 水森亜土 時を超えるカワイイの魔法」 懐かしく可愛らしい女の子 描きためたスケッチブックが興味深い

「MOE 2026年1月号」

「MOE 2026年1月号 水森亜土 時を超えるカワイイの魔法」

絵本とキャラクターを扱う月刊誌「MOE」の2026年1月号の特集は、イラストレーター水森亜土。

表紙を見て、即刻買った。

まつ毛が長くて丸顔の可愛らしい女の子のイラスト、懐かしい。

 

歌いながらイラストを描いているのを、子どもの頃、テレビで見ていた。

かなりな高齢のはずと思い、ウィキペディアで調べてみると、85歳とか。

特集が組まれるということは、まだ人気があるのか。

すごいことだ。

子どもの頃に見て印象深い女の子のイラストと言えば、いわさきちひろと、この「あどちゃん」の作品だから。

2人の画風は全く違うけども、どちらも日本を代表するイラストレーターに数えられるだろう。

1〜2カ月くらい前だったろうか、取材先で雑談するうちに、いわさきちひろが話題になり、懐かしく思っていたところだった。

 

 

特集は、女の子やカップル、動物等、よく描く題材に触れながら作品を紹介する「亜土ギャラリー」、歩みを振り返る「亜土ヒストリー」、創作の様子を紹介する「亜土のアトリエ」といったコーナーで構成されている。

とじこみ付録はポストカード3枚。

掲載作品の中で、一番良いと思うのは、表紙のイラストかな。

このイラストを単体で見たかった。

 

「MOE 2026年1月号」より。亜土ギャラリー

「亜土ヒストリー」によると、画家だった母の影響で、絵を描くようになったけども、美大を受験して落ち、自信をなくしてしまった。

高校卒業後、母に勧められて米国ハワイで過ごし、はがきに書いて母に送っていたイラスト付きの日記がきっかけで帰国後、英会話雑誌のイラストを担当。

そして、NHKの番組「たのしいきょうしつ」に出演して、歌いながら両手で絵を描くパフォーマンスで人気を得たという。

 

「MOE 2026年1月号」より。亜土ヒストリー

あの作風がどのようにしてできていったのかが知りたかったけど、それは、よくわからなかった。

記事では、英会話雑誌に描いていた頃には、「この頃にはすでに、亜土さんらしいキャラクターができあがっています」と書いてあるけど、そのイラストを見たところでは、そうは思えない。

まあ、だんだん、確立されていったということだろうか。

 

「亜土のスケッチブック」コーナーが面白い。

子どもの頃からスケッチブックを持ち歩いて絵を描いていたそうで、アトリエには100冊以上並んでいるという。

保存してあるというのが、すごい。

おなじみの絵柄とは違うイラストも見える。

 

「MOE 2026年1月号」より。亜土のスケッチブック

本人の談話も載っている。

「最近だと、山や川、通りすがりの不思議な田舎の人、近所に出てくるキツネやタヌキを描いたり、、、。昔のスケッチを開いて、その頃、考えていたことやファッション、髪型、アイライナーの描き方まで、時代によって違うのを見返すのも愉快よね。スケッチブックは私の人生。これがないと、寂しいの」と。

なるほど。

当時のファッションが反映されているというのは、そうだろう。

時代ごとに作品を並べて展示したら、面白いかもしれない。

 

話がそれるけど、私が好きなイラストレーター、マツオヒロミの画集「マガジンロンド」は、創刊100年を迎えた架空の雑誌をテーマにした作品集。

それぞれの時代の表紙とか、タイトルロゴやデザインはもちろん、イラストの女性の雰囲気も当時の流行を踏まえて描き分けていて、面白い。

 

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本書「MOE 2026年1月号」には、いわさきちひろたち作家3人の展覧会の記事もあった。

いわさきちひろと言えば、アンデルセン童話の挿絵のイメージがある。

子どもの頃に読んだのが、そうだった。

「人魚姫」とか「マッチ売りの少女」とか、物語のせつなさを、あのイラストがさらに高めていた。

いわさきちひろの画集も、またの機会に紹介したい。

 

 

あ、あと、「MOE 2026年1月号」の「MOEニュース」によると、漫画「ガラスの仮面」(美内すずえ)の連載50周年記念スペシャルファンブックが12月19日に発売されるとのこと。

劇中劇「ふたりの王女」のアクリルジオラマ付きだとか。

「ふたりの王女」は大好きな話だ。

見てみたいけど、いい値段(5390円)だなあ。

 

「MOE 2026年1月号」より。「ガラスの仮面」のファンブック

 

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