ここ1カ月ほどの間に、にほんブログ村からの流入が急増した。
ブログのアクセス解析によると現在、アクセス元の主な内訳は、Google等の検索エンジン35%、ブログ村29%、X(旧Twitter)14%、記事内のリンク(hatenablog-parts.com)6%、はてなブログ4%。
Googleアナリティクスによると、直近30日間の月間ページビュー(PV)は5600件程度。


6月16日の記事「<ブログ管理メモ>Amazonアソシエイトのメンバー紹介バナーを設置」によると当時、アクセス元の主な内訳は、Google等の検索エンジン30%、はてなブログ関連22%、X(旧Twitter)18%、ブログ村14%だった(この頃、hatenablog-parts.comは、はてなブログ関連に含めてカウントしていた)。
直近の月間PVは5000件程度だった。
つまり、この1カ月ほどの間に、ブログ村から流入したPVは2.3倍に増えた計算だ(5000×0.14=700 → 5600×0.29=1600)。
この間、変わったことと言えば、ブログ村のサブカテゴリーの「注目記事」ランキング上位に、私のブログの記事が定着したこと。
サブカテゴリー「書評・レビュー」と「好きな曲・好きなアルバム」では、だいたい、記事3本がいずれも10位以内に入る。
これが流入急増の原動力だと思われる。
ブログ村からの流入急増について、もう少し考察してみる。
私のブログは、2月12日にブログ村に参加した。
参加カテゴリーは、「本」(サブカテゴリー「書評・レビュー」)、「音楽」(サブカテゴリー「好きな曲・好きなアルバム」)、「映画」(サブカテゴリー「映画評論・レビュー」)。
ポイントの割り振りは「本」「音楽」に40%ずつ、「映画」には20%と設定した。
ブログ村は、自分の記事に設置したブログ村のバナーをクリックしてブログ村に誘導することで「INポイント」、ブログ村内の各種ランキングから自分の記事を読みに来ることで「OUTポイント」が入る仕組み。
ブログ村のルールでは、24時間に1回だけ、自分で記事内のブログ村バナーをクリックしてINポイント、ブログ村から自分の記事に飛んでOUTポイントを稼ぐことが、公式に認められている。
私は毎日、記事を投稿した後、自分でブログ村バナーをクリックして、ブログ村に飛び、そこから自分の記事に飛んで、INポイントとOUTポイントを稼ぐということを、やってきた。
業務に使うノートパソコン、スマホ2台(私物のiPhoneと社有のAndroidスマホ)、私物のiPadの計4台の端末を使って、やっていた。
それだけで、5月頃には、サブカテゴリー「書評・レビュー」「好きな曲・好きなアルバム」で、INポイントランキングの10位以内に入るところまできた。
(ブログ村の参加ブログは、休眠状態のブログも少なくないようだ。言い換えれば、活発なブログはそれほど多くないと推測する)。
サブカテゴリーのランキングで10位以内に入っても、ブログ村からの流入に、目立った変化はなかった(4月26日時点のアクセス元の内訳で、ブログ村は13%。6月16日時点の14%と大差ない)。
毎日、バナーをクリックする等の手間を考えると、割に合わないと思い、ブログ村からの撤退を考え始めていたというのが、6月16日の記事を書いた頃の状況だった。
もう少し頑張ってみて、駄目なら撤退しようと思い、6時下旬頃から知人のスマホも時々借りて、最大5台の端末で、地道なポイント稼ぎを続行。
サブカテゴリー「好きな曲・好きなアルバム」では、最高3位にまで上がった。
すると、ほかの参加ブログがむきになって、また追い越してくるようになった。
ブログ村は、INポイントによるランキングがデフォルト。
ネット上の記事で調べたところによると、不正な手段でINポイントを稼いでまで、ランキング上位にとどまろうとする「不正ブロガー」もいるようだ。
通常だと、INポイントがOUTポイントを上回ることは不自然で、そのような参加ブログは不正の疑いがあるという。
私と同じように複数の端末を使って自分でポイントを入れている人も、もちろん、いるだろう。
だが、それにしても、不自然なほどINポイントが多いブログがランキング上位には少なくない。
これは、不正を疑わざるを得ない。
なぜ、そこまでして、ランキング上位にこだわるブロガーがいるのか。
「ランキング上位なら、面白いブログなのだろう」と思わせて、人を呼び込み、大量の広告を見せ、広告収入を上げることが目的化しているとも、考えられる。
ランキング上位にいることで自尊心を満たすというブロガーもいるだろう。
そもそも、ブログ村が、INポイントのランキングをデフォルトにしていること自体が、腑に落ちない。
ネット上の記事では、ブログ村からその記事を見に行ったことで入るOUTポイントのランキングこそ人気を反映しており、デフォルトとすべきだとの指摘もある。
ブログ村は、やたら広告が多い。
特に、スマホで閲覧すると、ひどい。
勝手に音が出る広告もある。
ランキングを餌にブロガーを呼び込んで、大量の広告を見せ、広告収入を上げることを重視しているから、INポイントがデフォルトなのだろう。
INポイントランキングにむきになるブロガーとの不毛な競争に、私は嫌気が差し、ブログ村から撤退しかけていたところ、流入が急増し始めたことに、気づいた。
それまでは気に留めていなかったけども、サブカテゴリーの注目記事ランキングの上位に、私の記事が入るようになっていたのだ。
想像だが、、、
サブカテゴリーのINポイントランキング上位に入るようになって、新参者の私の記事が目に留まりやすくなり、読んでみて、面白いと思ってくれる人が少しずつ増えた結果、記事が注目記事ランキング上位に入るようになり、増え方が加速したのだろう。
ブログ村は、注目記事ランキングをどのように算出しているかは「ブログ村から記事へのアクセス数などを考慮している」という程度しか、明らかにしていない。
明らかにしないのは「不正を防ぐため」だという。
注目記事ランキングは不正の余地が少なく、本当の人気を反映しているとみられる。
ブログを始めて半年もたたない私は、最近ようやく気づいたが、以前から、それに気づいている人たちが多くいて「ただINポイントランキング上位にいるだけのブログの記事」ではなく、「注目記事ランキング上位の記事」を見に行っているのではないかと思う。
実際、INポイントランキングと注目記事ランキングを合わせて考察すると、INポイントランキング上位のブログの記事が、必ずしも注目記事ランキング上位に入っていないことがわかる。
7月16日未明時点の注目記事ランキングを例に考察してみる。
私の記事「風の谷のナウシカ」は、カテゴリー「本」9位、カテゴリー「映画」10位、カテゴリー「音楽」21位、サブカテゴリー「書評・レビュー」2位、サブカテゴリー「映画評論・レビュー」4位、サブカテゴリー「好きな曲・好きなアルバム」2位。
私の記事「ヤフオクはまり記・100円ショップ商品」は、カテゴリー「本」11位、カテゴリー「映画」13位、カテゴリー「音楽」22位、サブカテゴリー「書評・レビュー」3位、サブカテゴリー「映画評論・レビュー」5位、サブカテゴリー「好きな曲・好きなアルバム」3位。
私の記事「パコ・デ・ルシア、ワン・サマー・ナイト」は、カテゴリー「本」16位、カテゴリー「映画」18位、カテゴリー「音楽」35位、サブカテゴリー「書評・レビュー」5位、サブカテゴリー「映画評論・レビュー」8位、サブカテゴリー「好きな曲・好きなアルバム」5位。
一方で、私のブログのINポイントランキングは、カテゴリー「本」26位、カテゴリー「映画」32位、カテゴリー「音楽」56位、サブカテゴリー「書評・レビュー」6位、サブカテゴリー「映画評論・レビュー」12位、サブカテゴリー「好きな曲・好きなアルバム」5位。
INポイントランキングより、注目記事ランキングで上位にいることがわかってもらえるはずだ。

視点を変えて、もう少し考察してみる。
7月16日未明時点のサブカテゴリー「書評・レビュー」で、私のブログは、INポイントランキング6位。注目記事ランキングでは、記事3本が2位、3位、5位。
このサブカテゴリーで、私と同じように注目記事ランキング20位以内に記事3本が入っているブログは、ほかには、INポイントランキング3位のブログだけだ。
INポイントランキング9位のブログは、注目記事ランキング20位以内に記事2本が入っている。
INポイントランキング1位のブログは、注目記事ランキングでは記事1本が19位に入っているだけ。
INポイントランキング2位、4位、5位、7位、8位、10位の6ブログは、いずれも、注目記事ランキングでは20位以内に記事1本も入っていない。
言い換えると、注目記事ランキング20位以内の記事のうち、INポイントランキング10位以内のブログのものは計9本。
残りの計11本は、INポイントランキング11位以下のブログの記事。
一例だが、ブログ村の実態を表していると思う。
日によってランキングの順位は変動があるが、面白いブログを探すなら、注目記事ランキング上位に記事が入っているかどうかを見ると、いい。
逆に言うと、INポイントランキングは上位だけども、注目記事ランキングの上位に記事が入っていないブログには、注意したほうが良さそうだ。
私のブログや記事は、私が記事を投稿し、自分でポイントを入れるタイミングの未明の時間帯にランキング上位になり、その後、むきになるブログに抜かれて順位が落ち、翌日未明にまた戻るということの繰り返し。
私は、もう、INポイントランキングはあまり重視していない。
私がブログ村に求めるのは、あくまで集客。多くの人に記事を読んでもらいたいからだ。
地道に「ブログ村バナークリック&ブログ村から記事クリック」は、続けているけども、これは、注目記事ランキングに少しは影響があるだろうと期待してのこと。
たぶん、サブカテゴリーの注目記事ランキングで10位以内をキープできていれば、大丈夫だろう。
20位以内に入れなくなったら、まずいかもしれないし、どう対策したらいいかも、わからないが、今のところ、そんな事態にはなっていない。