
新居(新築の分譲マンション)購入のための住宅ローンの本審査が通った。
契約手続きが残っているけど、とりあえず、ホッとした。
まさか、この年(55歳)で住宅ローンを組めるとは思っていなかったから。
金利が低いネット銀行2行で手続きを進め、最終的に、1行に絞った。
慣れないネット銀行の手続きに苦労したので、気づいたことをメモしておきたい。
その前に、引っ越しの経緯を簡単におさらい。
現在の自宅(分譲マンション。2000年建築。新築時に購入して入居)の大規模改修を迎える前に、引っ越したいと以前から考えていた。
将来、一人娘(28歳)に「実家の後始末」の負担をかけたくない気持ちもあり、安いアパートか、公営住宅に移ろうかと考えていたところ・・・
事情により資産価値が下がりそうにない新築マンションを見つけ、作戦変更。
この新築マンションを買って10年くらい住んでから売れば、おそらく、悪くても購入価格と同程度、良ければ購入価格より高く売れて、ローン残金を返済しても手元にお金が残る、と考えた。
このお金を老後資金として、安いアパートか、公営住宅に引っ越すストーリー。
(以上、おさらい)
新築マンションの開発会社の担当者が複数の銀行に事前審査手続きを取って説明してくれたうえで、金利が低いネット銀行を勧められた。
ネット銀行は、店舗を持たずにコストを抑えているので、対面での相談や手続きができないというデメリットはあるけども、最初の手続きさえ、乗り切ればいいだろうと考え、使ってみることにした。
ネット銀行2行(X銀行、Y銀行)で本審査の手続きを進めた。
<ネット銀行X銀行:マイカーローンの完済証明で難儀>
担当者とのやり取りは当初、電話だったので、ホッとした。
途中からは、メールでのやり取りが中心になったけど、電話でもやり取りできた。
担当者が付いていて、名前をちゃんと記してメールを送ってくる。
説明も割と丁寧。
素朴な疑問にも、答えてくれた。
困ったのは、マイカーローン完済の証明書類の提出だった。
少し時間をさかのぼるけども・・・
この新築マンションの購入を検討し始めた2025年4月頃だったか。
その頃に、このX銀行の事前審査も受けていて、融資の条件のひとつに「現在の自宅の住宅ローンとマイカー(当時、私が乗っていたスズキ・ハスラー)のローンを完済すること」というのがあった。
ところが、ハスラーは、それから間もない5月に、もらい事故に遭って大破し、廃車となった。
買って、まだ1年ほどしかたっていなかったから、ローンが残っていたけども、相手方の損害保険でローン残金を完済してもらった。
それでも、相手方の損害保険から出るお金が余ったので、私の銀行口座に入金してもらった。
私としては、それで、ハスラーのローン完済を確認した気持ちだった。
そして・・・
X銀行の本審査を受けたのは、2026年5月。
私が「ハスラーは、もう存在しないし、ローンも完済してあるから、それでいいでしょう」と言っても、X銀行の担当者は「証明書類を提出してください」の一点張り。
事故の後始末は、互いの損保会社の担当者にほぼ任せっきりだったから、ローン完済の証明書類をもらったかどうかも覚えていない。
もらっていないかもしれない。
消費者金融に勤務経験のある妻が言うには、「ローンがあるかどうかなんて、証明書類がなくても、情報センターで、すぐ調べられるよ」。
たしかに、漫画「ナニワ金融道」(青木雄二)で、そんな描写があった。
私が、「そちらで、損保会社やカード会社(ローンの借り先)に問い合わせてください」と言うと、X銀行の担当者は、「ご本人から、証明書類の発行を依頼してください」と書類にこだわる。
私が「いったん、今回の借り入れの話を白紙に戻して、また、事前審査を頼んだら、もうハスラーのローン完済は条件にならないですよね。同じ事じゃないですか。それでも、この書類にこだわるなら、X銀行から借りるのは、やめます」と言うと、態度が変わり、「私では判断できないので、上司に相談する」と言う。
そして、翌日、「ハスラーのローン完済の証明書類は不要」との連絡があった。
<ネット銀行Y銀行:健康保険証の証明書類で難儀>
事前審査が通った後、1度だけ電話してきた。
融資の内容や条件を口頭で説明。早口で。
とりあえず、メモが取れる状態だったから、良かったけど。
それ以降のやり取りは、メールか、「住宅ローン申し込みナビ」のメッセージ欄だけ。
そして、相手方は、メールでも、メッセージ欄でも名乗らない。
私は毎回、自分の名前を書いているけども、相手方は一切、名乗らない。
銀行名しか書いてないから、担当者が付いているのかどうかさえ分からない。
Amazonで漫画やCDを注文するのとは、比べものにならない巨額の取引なのに、この態度は、どうかと思う。
そう感じてしまう私の頭が古いのだろうか。
「住宅ローン申し込みナビ」のメッセージ欄でのやり取りは、メールよりは便利かもしれない。メールだと、ほかのいろんなメールに埋もれるけども、ナビのメッセージ欄だと、それがないので、過去のやり取りをさかのぼるのも簡単。
困ったのは、「マイナポータルにWEBログイン後の健康保険証情報画面」または「資格確認書(両面)」の画像提出を求められること。
まず、私は、マイナンバーカードとひも付けた「マイナ健康保険証」を使っていて、「資格確認書」は持っていない。
そこで、マイナポータルにログインを試みたのだけども・・・
何度やっても、ログインできない。
スマホ(iPhone SE3)で、マイナンバーカードを読み取ることができず、そこから進めない。
ICカードリーダーを使うという方法も示されているけど、ICカードリーダーなんて、持っていない。

iPhoneでマイナンバーカードを読み取れないトラブルに悩む方は多いようで、ネットで調べたら、ちゃんと当てろだとか、読み取り中に動かすなとか、対応策がいろいろと書いてあるけども、それでも、ダメ。
私のiPhoneは、ICカードを感知する装置が壊れているのかもしれない。
それにしても、マイナポータルの仕組みは、どうにか、ならないのか。
使い勝手が悪すぎると思う。
仕方ないので、資格確認書は持っていないとメッセージ欄に記したうえで、マイナンバーカード(両面)の写真を撮り、その画像を提出してみた。
ところが・・・
「マイナポータルにWEBログイン後の健康保険証情報画面」の画像を提出しろという。
マイナンバーカードでは資格取得年月日がわからないからダメらしい。
iPhoneでマイナンバーカードを読み取れず、マイナポータルにログインできないこと、同様なトラブルに悩む方は多いとみられることを記したうえで、「この手続きのために、iPhoneを買い替えるなり、ICカードリーダーを買うなりしないといけないのか。資格取得年月日がわかればいいのなら、古い健康保険証の画像を送ることはできる。どうしても、『マイナポータルにWEBログイン後の健康保険証情報画面』にこだわるのなら、Y銀行から借りるのはやめる」とメッセージ欄に書いて伝えた。
すると、翌日、「古い健康保険証の画像でいいから、送れ」との返事が来た。
<感想:対面で話せない不安はあるけど、やり取りはできた>
ネット銀行は、対面でやり取りできない不安はあるけども、わからないことは「わからない」、できないことは「できない」と言えば、ある程度、電話やメール、メッセージでもやり取りできることはわかった。
何より、マンションの開発会社の担当者が、対面でも電話でもメールでもやり取りできるし、対応がきめ細かなので、心強かった。
住宅ローンについて、複数の銀行で事前審査の手続きをやってくれ(必要な書類は私が用意して渡さないといけないけども)、有利な条件の銀行をいくつか絞って勧めてくれた。
現在の自宅マンションの売却についても、複数の不動産業者に見積もりを取ってくれ、有利な条件の業者をいくつか絞って勧めてくれた。
実際のところ、ネット銀行とのやり取りで素朴な疑問も相談したら、答えてくれた。
本当に、心強かった。
現在の自宅マンションの住宅ローンで当初の借り先だったB銀行や、途中から借り換えた先であるA農協にも、マンション開発会社の担当者が、事前審査の手続きをしてくれていた。
B銀行は、ネット銀行と大差ないところまで金利を下げると言ってきたらしい。B銀行には、たびたび、不快な思いをさせられたので、ここで借りる気はない。
A農協の対応には好感を抱いていたので、ここに、またお世話になろうかとも思っていたけど、ネット銀行と比べると、金利の差が大きいので、候補から外した。
最終的に、ネット銀行のY銀行を選んだ。
やり取りした印象は、X銀行のほうが、まだ良かったけども、Y銀行のほうが、金利が低かった。
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