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「燃えよドラゴン」 人生にも通じる名セリフ

 

 


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「燃えよドラゴン」(1973年、香港・米国合作)

 

ブルース・リー主演。

 

拳法の達人、リーが犯罪捜査のため武術大会出場を装ってミスター・ハン(悪)の島に潜入し、大暴れする痛快ストーリー。

 

♪ジャ〜〜〜ン、ジャジャ〜〜〜ン、というオープニングの音楽がわくわく感をそそる。

 

序盤のシーンで、リーが拳法修行中の少年に言う「don't think! feel…」(考えるな! 感じるんだ)は、人生にも通じる名セリフ。

 

潜入捜査の指令を受け、ついでに、以前死んだ妹の仇がハンの部下のオハラと知り、怒りに燃えて島に向かうリー。

 

島に滞在する大会出場選手には夜の大人のおもてなしがあるのが、何とも羨ましい限りだ。

 

中盤の見せ場はオハラとの対決。

 

オハラが意外に弱く、あっさり感が漂う。

倒れたオハラの安否を確かめたハンの手下が、首のところで手の平を横に振って「死んでます」と合図するシーンがいい。

 

大人のおもてなしを人一倍満喫していたお調子者の黒人選手(根はいい人)が、夜な夜な部屋を抜け出し、隠密捜査を進めるリーと間違われ、ハンに殺されるのが哀れ。

 

終盤は、ついに正体のばれたリーが棍棒やヌンチャクを奪って乱闘。

アクションと奇声が堪能できる。

 

クライマックスは、やはり、鏡の部屋でのハンとの対決。

短いシーンながら、スリルを煽るBGMも相まって、ハラハラ感十分。

 


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鏡の部屋に行く前のハンとの格闘で、倒されて立ち上がったハンをいきなりの素早い回し蹴りでバキィーッと蹴り倒すシーンも迫力がある。

 

(2014年2月25日Facebook投稿を転載)

 

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