「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」
「The Hangover Part2」
(ネタバレあり。見ていない方は、ご注意を)
私の妻は酒飲みだ。
ビールが大好きで、銘柄は「キリンラガー」と、こだわりがある。
家族で食事に行って、酒を飲む時、ビールが「スーパードライ」とか「プレミアムモルツ」だと、その店には入らない。
そういう店に入らざるを得ない時には、妻は焼酎を頼んでいる。
独身の頃は、記憶がなくなるくらい飲むことが多かったらしい。
酔っ払って「轢いてくれー」と叫んで、道路に寝転び、一緒にいた友人が慌てて道路脇に引っ張っていくというようなこともあったそうだ。
結婚してからは、そこまでの飲み方はしなくなった。
私が迎えに行ったら、立てないくらい酔っていて、とりあえずベッドに寝かせるまでしたら、吐き気がするというので、洗面器を取りに行ったりして介抱しないといけないことがたまにあるくらいだ。
あと、数年前に、久しぶりに記憶がなくなるくらい酔って、道路で転んで、縁石に顔をぶつけ、唇を切って帰ってきたことがあった。
私は酒が飲めない体質だけども、長女が妻と同じくらい酒飲み。
つい先日、長女と2人でラーメン店に入った時も、長女は、迷うことなく、ビールを頼んでいた(運転手は私)。
妻と同じくビール党で、好きな銘柄は「一番搾り」。
一度、記憶がなくなるくらい酔って財布をなくし、免許証の再発行等、大変な思いをしてから、気をつけているという。
楽しく飲んだはずの翌朝、目覚めてみると、記憶にないトラブルに見舞われていたら、どんなに恐ろしいことか。
映画「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」(2011年、米国)は、そんなコメディ作品。
シリーズ第2作だそうだ。
全く期待せずに見たけど、意外に面白くて、素直に笑えた。
本作「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」は、主人公フィルの友人、スチュワートが結婚することになり、もう1人の友人アランを誘って、花嫁ローレンの故郷で結婚式会場のあるタイに出かける。
結婚式を控えた夜、男友だち3人はローレンの弟テディと一緒に飲む。
キャンプファイヤーで、マシュマロを焼いて食べ、ビールを少し飲んだだけのはずだったのに・・・
翌朝、目覚めてみると、スチュワートは顔に心当たりのないタトゥーを入れており、アランも記憶にないまま丸坊主になっていた。
さらに、テディの姿がなく、テディのものと見られる指が1本落ちていた。
そして、なぜか、見知らぬサルが1匹、一緒にいた。
一体、何が起きたのか。
テディはどこに行ったのか。
3人の謎解きとテディ捜索が始まる。
アランの変人ぶりが面白い。
実は、サルは麻薬の密売人のペットで、密売人たちが取り返しに来て、フィルが銃で撃たれるのだけども、アランは、気に入っていたサルを奪われた悔しさで頭がいっぱい。
「ずっと、一緒にいたかった。きっと、取り返す」と。
のちに、3人は、テディの行方の鍵を握るサルを奪い返すのだけども、逃走中にサルが撃たれて負傷すると、アランは「サルが撃たれた。もう終わりだ」と大騒ぎ。
捜索が行き詰まって、フィルとスチュワートが困り果て、「テディは船から落ちて死んだことにしよう」とか「トラックにはねられて死んだことにしよう」とか話し合っている時にも、アランはのん気にアーケードゲーム「パックマン」で遊んでいたりして、マイペースだ。
スチュワートも、いい味を出している。
立ち寄り先をたどるうちに、ある店で店員とイチャイチャしていたことが判明。
店員「この人、すごくて、あたしのほうが先に出そうだったわ」
スチュワート「え?出そうって?出るのはこっちだよ」
店員「あたしもよ」
スチュワート「え?」
店員「バンコクはニューハーフの聖地よ」
・・・というやり取りは笑った。
その後、スチュワートのギター弾き語りも笑った。
マシュマロを棒に刺して焼いたら
ケツに棒を刺された
オカマの肉棒を
・・・とか。
結婚式の時間が迫っても、テディは見つからず、スチュワートは弱気になって「僕の中にはデーモンがいる。テディは間に合わないが、ローレンは救える。ここで暮らすよ」と、すべてを諦めようとしたりする。
一方で、フィルは影が薄い。
私は、スチュワートが主人公だと思って見ていた。
最終的にはテディは見つかり、結婚式にも間に合って、とりあえず、ハッピーエンド。
見終わってからウィキペディアで見てみると、本作の評価は低いようだけども、私は、肩肘張らず気楽に楽しめる作品だと思った。
第3作「ハングオーバー!!!最後の反省会」(2013年)も見た。
アランがキリンを買い、車の後ろにトレーラーをつないで、ウキウキしながら高速道路を走っていたら、陸橋にキリンが当たって首が飛び、大混乱を起こすという序盤の場面から、いい味を出していた。
それで、アランが父親に叱られる場面のやり取りもよかった。
アランの父親「なぜ、キリンなんか買ったんだ?」
アラン「僕と似ているから」
アランの父親「どこが似ているんだ」
アラン「首が長くて堂々としてる」
・・・という感じ。
第3作では、アランに春が訪れる。
金買い取り店の店員キャシーにどういうわけか、一目惚れされる。
最後は、アランとキャシーが結婚するハッピーエンド。
第1作「ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」(2009年)も、ぜひ、見てみたくなった。
![ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える [DVD] ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/51Qp-DsdWQL._SL500_.jpg)




