てっちレビュー

 読書、音楽、映画・・・etc.あと、記者の仕事あれこれ

カミラ・カベロ「ハバナ」 セリア・クルス、グロリア・エステファン・・・キューバ出身の歌姫の系譜に新星 ハスキーで甘い歌声に、NOKKOやシャーロット・マーティンが思い浮かんだ (おすすめ名曲名盤)

カミラ

カミラ

Amazon

カミラ・カベロ「ハバナ」

Camila Cabello 「Havana」

 

ハスキーで、ちょっと甘い。

キューバ出身の歌手カミラ・カベロは、歌声がとても印象的だ。

以前、会社の後輩に勧められてヒット曲「ハバナ」を聴き、即刻気に入った。

 


www.youtube.com

 

ちょっと、レベッカのNOKKOを思い出させる歌声だ。

あと、シャーロット・マーティン。

これは、ティエストの曲「スイート・シングス」に参加したのを聴いてほしい。なかなか、かっこいい曲だ。

 


www.youtube.com


www.youtube.com

www.tetch-review.com

 

カミラは、さらに裏声も使い分ける。ハスキーボイスとの対比が面白い。

なおかつ、ラテン風味。私の大好物だ。

 

「ハバナ」は、イントロのピアノと掛け声がいい感じだ。

そして、ちょっと気怠げな感じで、舌足らずにも聴こえる歌い方が面白い。

「ハバナ、オーナナ」というフレーズが繰り返され、癖になる。

マラカスに似た楽器「シェケレ」みたいな感じの、♪シャッ、シャッ…という音がラテン感を高める。

 

「ハバナ」を収めた2018年のアルバム「カミラ」は、良い曲がそろう。

 

オープニング曲「ネバー・ビー・ザ・セイム」もお気に入り。

ハスキーボイスと裏声の使い分けが面白い。

♪タンタンタタン…というパーカッションもいい。

 


www.youtube.com

 

「シー・ラブズ・コントロール」は、♪ドズズズズッ…というビートがいい。

そして、終盤にちらりと登場するスパニッシュギター。

これがラテン感を高める。

 


www.youtube.com

 

「イントゥ・イット」は、セクシーな美声が楽しめるエレクトロニカ。

この曲でも、♪シャッ、シャッ…という音がリズムを刻む。

唐突な終わり方も面白い。

 


www.youtube.com

 

カミラは、キューバ出身の歌姫の系譜を感じさせる。

「サルサの女王」セリア・クルス、「ラテンポップの女王」グロリア・エステファンに続く大物になってほしい。

 

www.tetch-review.com

www.tetch-review.com

 

そのセリアへのオマージュだろうか。

2022年のアルバム「ファミリア」に、「セリア」という曲があるのは興味深い。

 


www.youtube.com

Familia

Familia

Amazon

 

そして、キューバ出身のミュージシャンが、いかに音楽を豊かにしていることかと、あらためて思う。

高音高速のトランペット奏者アルトゥーロ・サンドヴァルしかり。

温かい音色が持ち味のサックス奏者パキート・デリベラしかり。

職人芸のパーカッション奏者ダニエル・ポンセしかり。

天才と言われるピアノ奏者ゴンサロ・ルバルカバも、か。ちゃんと聴いたことがないけど・・・

 

www.tetch-review.com

www.tetch-review.com

www.tetch-review.com