
渡辺美里のライブを見に行った。
このところ、3年連続。
私の大好きな歌「It's Tough」「BELIEVE」「悲しいね」がなかったのは残念だけど、やはり、ライブはいい。
今回も前から5列目くらいの席。
本人が目の前、10メートルくらい先にいるというのは、それだけで、うれしくなる。
今年は活動40周年の節目で、「40周年 BITTER ★ SWEET ULTRA POP TOUR 2025」と銘打つライブ。
見るたびに、年相応の姿になられたなと思うけど、私にとっては、青春のシンボルの歌手だ。
私がリアルタイムで聴いていたのは、曲で言うと、「サマータイムブルース」や「虹をみたかい」くらいまで。どちらも6枚目のアルバム「tokyo」(1990年)の収録曲。
CDを買っていたのは4枚目の「ribbon」(1988年)までだから、初期の作品しか知らない。
でも、今回のライブで歌った20曲のうち、半分の10曲が「tokyo」まで6枚のアルバムの収録曲だから、知っている歌が多くて、よかった。
アンコールに応えて歌った曲は、最大のヒット曲「My Revolution」、観客と最も一体感が出るライブの定番曲「恋したっていいじゃない」など。
「恋したっていいじゃない」では、途中にバックの演奏メンバーの紹介を挟みながら、「ダンシング・クイーン」(ABBAのヒット曲)のサビの一部を歌っていたのが、面白かった。
締めくくりが1枚目のアルバム「eyes」(1985年)のタイトル曲というのは、意外な選曲。
さすがに、若々しさが前面に出た当時の歌い方とは少し変えていて、今の年齢に合うようにアレンジしていたけど、とても懐かしかった。
若い頃の歌で、はつらつとした歌をライブで聴きたいなあ。
アルバム「eyes」収録の「GROWIN' UP」とか、私の大好きな「It's Tough」(1987年のアルバム「BLEATH」に収録)とか。
当時の歌い方そのままというわけにはいかないだろうけども、今の美里らしい歌い方で、ぜひ。
「It's Tough」は、美里のロック魂がよく表れた歌。
途中に入る「チュチュッ、チュチュッ」「ギャオギャオギャオ」「ハッハッハッ」といった合いの手、「ホゥッ!」「It's Tough!」「アー!」といった叫びが、とても好きだ。
(同じアルバムの収録曲「Happy Together」も似たタイプの曲で、好き)。
「ホゥッ!」は、「GROWIN' UP」にもあるし、今回のライブで歌った「Long Night」(1986年のアルバム「Lovin' you」に収録)にもある。
渡辺美里の歌は、元気づけられる歌詞も大きな魅力。
「Long Night」で言うと、「うれしい時にしか泣きたくない」「悲しい現実(いま)越えるよ」とか。
ほかに今回のライブで歌った「10 years」(アルバム「ribbon」に収録)で言うと、「振り向かない 急がない 立ち止まらない 君だけを 僕だけを 愛した時を 今も誇りに思うよ ずっと誇りに思うよ」とか。
私の大好きな「BELIEVE」で言うと、「ひとつのサヨナラに君は 臆病にならないで いつもの君になれるまで 自由に生きることさ」とか。
聴く人の心に響かせる歌唱力があって、こうした歌詞が生きていた。
あの頃、どれだけ、美里の歌に励まされたことか。
あと、今回のライブのMCでは、過去の歌のアレンジについて語っていたのが、興味深かった。
やっぱり、オリジナルのままがいいなと思うこともあれば、新しいアレンジがいいなと思うこともあるとのことだ。
だからこそ、ぜひ、「It's Tough」を今の美里らしく歌うのを聴きたい。
駄目?



