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カミラ・カベロ「ファミリア」 故郷キューバを思い、同郷の先輩歌手を敬慕する曲「セリア」 「サイコフリーク」はリズミカルな歌い方が面白い (おすすめ名曲名盤)

カミラ・カベロ「ファミリア」

Camila Cabello 「Familia」

 

ハスキーで、ちょっと甘い。

さらに裏声も使い分ける。

ラテンポップ歌手カミラ・カベロの歌声が好きだ。

 

同じくキューバ出身の歌姫2人と比べてみると、三者三様だ。

「サルサの女王」セリア・クルス(1925年〜2003年)は、歌声もさることながら、圧倒的な歌唱力で聴かせる。

「ラテンポップの女王」グロリア・エステファン(1957年〜)は、歌唱力と歌声の魅力のバランスがほどよい。

これに対し、新星のカミラ(1997年〜)は、歌唱力もさることながら、歌声の魅力が突出している。

・・・と私は思う。

 

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たまたまかもしれないけど・・・

およそ30〜40歳ずつ年齢の離れた、この歌姫3人のスタイルの違いは、「歌唱力重視」から「歌声重視」へ、時代のニーズの変遷を反映しているようにも思えて、興味深い。

 

会社の後輩に勧められて、カミラの曲「ハバナ」(2018年のアルバム「カミラ」に収録)を聴き、この歌声の虜になった。

2022年のアルバム「ファミリア」は、私好みのラテン風味が強く、踊りを誘うようなノリの良い曲がそろう。

カミラの歌声をより楽しめる。

 

まず、取り上げたい収録曲は「セリア」。

生まれ故郷キューバを思い、同郷の先輩セリアへの敬慕の念も込めてある。

郷土愛を込めたセリアの決めのフレーズ「アスーカル」(キューバの特産品「砂糖」を表すスペイン語)も、歌詞に盛り込んである。

「彼は砂糖なしで生きてきた。彼はキューバに行かずにセリアに出会った」という意味の歌詞に続く、「クゥーウァ」(キューバ)という歌声が可愛い。

その後の「アハッ、アハッ」も。

♪タータラ、タータラタン…というギター、♪シャカッ、シャカッ…というパーカッション、そして、締めくくりのトランペットがラテン感を高めている。

 


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一番好きな収録曲は「サイコフリーク」。

ラテン感はあまりないけども、リズミカルな歌い方が癖になる。

2分0秒あたりからが特に良い。

ダンサブルなビートによく合っている。

「パッパッパッパッ、パッパラー」と繰り返すコーラスも癖になる。

 


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収録曲「バン、バン」は、♪タカチャカ、タカチャカ…とリズムを刻むパーカッションがよい。

2分40秒あたりのピアノがラテン感を醸し出す。

歌に関しては、英国の歌手エド・シーランと共演していて、終盤の掛け合いが面白い。

 


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収録曲「ラ・ブエナ・ヴィータ」は、「アァアン、アァアン」が可愛い。

1分11秒あたりからの「ラーララー、ラーララー」に続いて、「ルルルルル、ヒャッホー」というような男性の掛け声が入るのが、面白い。

この曲はメキシコの音楽・マリアッチを取り入れたものらしいけど・・・

私は、掛け声「ルルルルル」から、キューバの太鼓コンガの奏者サブー・マルティネスの「エル・クンバンチェロ」を想像した。

「ヒャッホー」からは、南米アンデスのフォルクローレバンド、ロス・インカスの「コンドルは飛んでいく」が思い浮かんだ。

 


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(以下の記事で、ロス・インカスの「コンドルは飛んでいく」も紹介している)

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収録曲「ドント・ゴー・イエット」は、スパニッシュなギターで始まり、手拍子が加わるのがいい。

チンドン屋な感じのパーカッションも。

1分45秒あたりからの終盤が聴きどころ。

哀愁漂う「ラッラッラッラ、ラー」に、「ドント・ゴー・イエット」という合唱やパーカッションが加わる。

2分2秒あたりのピアノは、グロリアが在籍したバンド、マイアミ・サウンド・マシーンみたい。

 


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このアルバム「ファミリア」は、ラテン音楽が恋しくなる作品だ。