コクトーツインズ「Aikea-Guinea」
Cocteau Twins 「Aikea-Guinea」
名曲「ローレライ」を聴いて、コクトーツインズが好きになった。
「天使の歌声」と言われる裏声と地声を使い分ける美声の歌手エリザベス・フレイザーが看板のドリームポップバンド。
幻想的な音楽が、エリザベスの歌声を引き立てる。
1984年のアルバム「トレジャー」収録の「ローレライ」のほかにも、エリザベスの歌唱力がよく味わえる「キャロラインズ・フィンガー」「ブルーベル・ノール」が大おすすめ。
どちらも1988年のアルバム「ブルーベル・ノール」に入っている。
そして、名曲「Aikea-Guinea」も外せない。
1985年にEPで発表され、アルバム未収録の曲。
初期の作品から選りすぐったコンピレーション盤「ピンク・オーペイク」のCDを適正価格で手に入れて、「Aikea-Guinea」を聴けた時は、うれしかった。
EP「Aikea-Guinea」、コンピレーション盤「ピンク・オーペイク」は、Amazonで出品されていても、だいたい、法外な高値。
ベスト盤「スターズ&トップソイル コレクション1982-1990」なら、手頃な値段で手に入るけど、手持ちのアルバムとかぶる曲が多い。
なお、「Aikea-Guinea」は、「アキ・ギニ」が実際の発音に近い表記らしいけど、カタカナ表記が定まっていないようだ。
「ピンク・オーペイク」の日本語ライナーノーツでは「エイキア・ギーニ」との表記。ネット上では「アイケア・ギニア」といった表記も見られる。
この記事では、「Aikea-Guinea」で通すことにする。
「Aikea-Guinea」は、かなりな美曲。
この1曲のためだけでも、「ピンク・オーペイク」を買う価値がある。
裏声で「ホホホ」と高まって、「ヒヒヒ、ヒヒヒ、ヒヒヒ、ヒヒヒヒー」となるところが聴きどころ。
そして、この繰り返しが曲の構成の基本。これが癖になる。
展開を細かく見ると、以下の通り。
イントロに続いて、、、
0分21秒〜裏声の歌
0分41秒〜ホホホと高まる
0分44秒〜ヒヒヒ、ヒヒヒ、ヒヒヒ、ヒヒヒヒー
0分55秒〜降りていく
1分11秒〜裏声と地声の掛け合い
1分31秒〜ホホホと高まる
1分34秒〜ヒヒヒ、ヒヒヒ、ヒヒヒ、ヒヒヒヒー
1分45秒〜降りていく
1分54秒〜ホホホと高まる
1分57秒〜ヒヒヒ、ヒヒヒ、ヒヒヒ、ヒヒヒヒー
2分8秒〜降りていく
2分14秒〜間奏
2分24秒〜裏声と地声の掛け合いを繰り返す
3分7秒〜ホホホと高まる
3分10秒〜ヒヒヒ、ヒヒヒ、ヒヒヒ、ヒヒヒヒー
3分21秒〜降りていく
3分31秒〜(ホホホなしで)ヒヒヒ、ヒヒヒ、ヒヒヒ、ヒヒヒヒー
基本は繰り返しなのだけど、少しずつ変化していることがわかる。
これが面白い。
コンピレーション盤「ピンク・オーペイク」(1985年)は、収録10曲のうち、7曲もEPから選ばれているのが、うれしい。
アルバムとかぶらない曲が多いからだ。
ちなみに、残りの3曲は、初期のアルバム「ガーランズ」「ヘッド・オーバー・ヒール」「トレジャー」から1曲ずつセレクト。「ローレライ」もある。
たとえば、「Pearly-Dewdrops' Drops」も、EPからの選曲だ。
これは、裏声なしで、地声で通す曲。
しゃっくりみたいな甲高い声があるのも面白い。
ほかにEPの曲では「Millimillenary」もいい。


