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<記者の仕事あれこれ>読者参加のアンケート企画 自ら記事のネタを作る手法 ブログ運営にも応用したい

(上記のAmazon商品は本文と直接関係ありません)

 

新聞の家庭面を担当する部署にいた十数年前、読者参加のアンケートコーナーを作った。

第1回のテーマは「右か左か」。

「電話の時に当てるのは右耳?左耳?」「採血の時に出すのは右腕?左腕?」「2人並んで座る時に好きなのは右側?左側?」といった二者択一を5問ほど設けて回答を募集。

後日、関連するトピックの記事(第1回の場合は「利き耳」)とともに、回答の集計結果を紹介するというものだった。

 

「利き耳」は手の右利き、左利きと同じようなもので、電話の時に当てたり、盗み聞きの時に壁に当てたりするほうの耳だとも言われるものの、定義は明確でないらしい。

あまり研究されていない分野だけど、研究者がいて、取材してみて面白かった。

オフィスで机に固定電話が置いてあり、使ううちにコードがねじれていくのがなぜなのかという問題も利き耳に絡めて記事に盛り込んだ。

 

 

このアンケートコーナーは、家庭面を担当する部署に行ったら、やりたいと以前から考えていた企画。

私としては意気込んでいたけども・・・

第2回「開くか閉じるか」編を終えたところで、連載打ち切りとなった。

読者の参加(回答)が少なく、データとしての有効性が低かったため。

 

アンケートは、フォームを作り、そこにアクセスできるQRコードを家庭面に載せて、回答を募るやり方だった。

弊紙では過去にやったことがない試みなので、読者に興味を持ってもらえるかと期待していたけど、そうでもなかった。

そもそも、家庭面って、あんまり読まれていないのかなと感じたものだ。

デジタル版がある今なら、もっと読者の目を引くアプローチができるかもしれない。

 

このように、読者アンケートをして、自ら記事のネタを作るという手法がある。

 

たとえば、駆け出し記者で警察・司法取材を担当していた二十数年前には「市民参加の裁判制度」をテーマにアンケートを取り、記事にした。

当時、現在の裁判員制度(2009年に導入)はまだなく、米国の陪審制やドイツなどの参審制を参考に、日本独自の制度が検討されていた頃だった。

 

市民参加の裁判制度をテーマに、啓発イベントが開かれると知り、「来場者にアンケートを取って記事にしよう」と思いついた。

イベント主催者に了解を得て、当日、会場入り口で、イベントの資料と一緒にアンケート用紙を配ってもらい、回収箱も置かせてもらった。

(当日、私はイベントの取材があって、ずっと会場入り口にいられないので、手配り、手回収ではなく、このようなやり方にした)。

 

不特定多数の市民に聞くやり方とは違うので、「市民の声」ではなく、あくまで「イベント来場者の声」ではある(アンケート結果の記事では、その旨、断りを入れた)。

このテーマのアンケートを街頭で不特定多数の市民にお願いしても、なかなか、協力してもらえないだろうから、その点では良いやり方だったと思う。

イベント来場者はこのテーマに興味がある方々なので、割とよく協力してもらえた。

 

具体的なことは考えていないけど、このブログでもアンケートの手法を取り入れたら、面白いかもしれない。

いつか、やってみたい。

そのためには、このブログに来てくれる方がある程度、多くないといけない。

まずは、多くの方に来てもらえるブログに育てることが課題だ。

 

あ、電話のコードがねじれる問題のタネ明かしを忘れていた。

たとえば、右耳に受話器を当てる人が机の左側に固定電話を置いているとする。

左手で受話器を取り、右手に持ち替えて右耳に当て、電話が済んだら左手に持ち替えて戻すということを繰り返すと、コードがねじれていく。

持ち替える時に受話器が回転するからだ。

この場合、固定電話を机の右側に置き、最初から右手で取ると、ねじれない。

 

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